価値

女の価値というものを考える。美人でなければ石を投げられ結婚すれば家政婦になり夜中に外出すれば強姦される女の価値というものについて考える。女とは何ぞや?答えが出ない?では、男とは何ぞや?これも、答えは出ないか?では、私が講釈して進ぜよう。

私が思うに、女とは資源だ。資源というのは尽きるものであり、しかし必要不可欠なものであり、然るに保護するものだ。男はそれらの資源を消費する側に立ち、よって消費者が資源の立場に立つことはほぼ有り得ない。あなたがたもご存知の通り、地球破壊は進んでいる。消費者が資源の立場に立って来なかった結果で無くしてなんと言おう。あなたがたからすれば幸いなことに、私はこの場で環境破壊について論ずるつもりは無い。飽く迄も女の価値の話である。

資源はものを言わない。伐採される木々が一々文句を言い出したら地球は耳を塞がなくてはならないからだ。資源はものを言うべきではない。また、資源はものを言うことを許されない。美人でなければ石を投げられ結婚すれば家政婦になり夜中に外出すれば強姦されることを甘んじて受けなければならないのだ。それが、女だ。

資源を搾取する側の彼等は実に自分勝手で、横柄で、都合が良い。他人には資源を大切に、と小言をふっかける癖に自らの立場になると途端に理性など投げ出して好き勝手に食い尽くす。資源として適さない女は社会的に殺してしまうし、特別な感情も生まれることはない。