今日

こういう風に感情を爆発させてみたって結局は自分、誰も見ていない、だからかも知れないけど。嫌だし私は幸せだよ、そうやって自分を騙している、のかもしれない。見えないふりをしてきた。何も感じないふりをしてきた。私は私でないふりをしてきた。声を出さないと泣けないのはもう大人だからかもしれない。彼女が聴いていた音楽を聴いて泣いているのは自分が可哀想だから、という理由だけなのかもしれない。私は本当はとても薄情なのかもしれない。アルコールの力を借りたって稚拙な言葉しか私は生み出せなくてきっと両目からこぼれているこれらが感情というもので私は。見たくないものをしっかり見たの。怖くてでも私は笑わなくちゃいけないと思ったから笑っていた。彼女はずっと叫んでいて泣いていて私の名前を呼びながら笑っていて愛していると言った。私はもう大人なのかなあ。泣いちゃいけないのかもしれない。自分に嘘をつかないといけないのかもしれない?自立しなきゃいけないのかもしれない。好きな人から離れて行かなくちゃいけないのかもしれない。それが正解なのかなあ。大人ってきっと哀しい生き物なんだって最近はよく思うの、だってきっとつらい、みんなみんな辛くてでも我慢してるでしょう、私は彼らの笑顔に生かされてきたから。人の優しさに触れて残酷だと思ったの。優しすぎると思ったの。嘘ばかりと触れ合ってきたの。愛情ってなんだろうと思っていたの。私はひどいよ。つらくてつらくて。ずっと自分ばかりをきっとずっと見ていて。傷つけて。世界が私のために哀しむなんて思っても見なかった、それは、でも、今もそうなのかなあわからない、私が死んで哀しむ人はきっといるだろうと思う、だってそうじゃないと哀しいなあ。ね。それでも私は私の苦しみを他人と共有することを苦手としていてそれはただ嫌われるのが怖いからで。昔の恋人に、「お前が19歳になったら読ませたい本があるんだ」って言っていた、原田宗典の本だけれど今日それを見つけて、ああ、彼は私に何を伝えたかった?それだけを知りたい。私が19歳になる前に私は彼から離れた。やっぱり永遠なんてないんだと思った。それでもまだ永遠を信じているから私はとても頭が悪くて哀しいね。ここまででロングのビールを一本開けた。あと二本、お母さんが家に残していった分、彼女はいつ帰ってくるんだろうね、私のせいかもしれないって最近はとてもとても、それでも面倒だなんて思われたくないの。私はずっと元気でいたいのにどうしてかな、どうして泣いているんだろうって不思議だったり。辛い?辛いだなんて感情は他人と共有すべきではないのに音楽も頭に入らない。頬がぱりぱりとする。私がいなければよかったと思ったんだった。あのとき。だから私は死のうと思った。でも死ぬのはとても怖かった。痛かったし哀しかった、私が必要ないものだとあのときはっきりわかった、愛しているという言葉なんか信じてはいけないと思った、人を信用することなんか自分を傷つけることだと同義だと思った、それを信じていたのにまた私はどうしてかなあもう、無理なのかなあ。どうすればいいかなあ。死にたくなかった。だって痛いから。あなたと会えなくなるから。私が消えてしまうなんてとても哀しかった、だから私は自分のことを愛しているんだと思ったよ。階段を降りる、少し怖い。ここ二三日胃が痛い。心臓が痛い。こころ?痛む余裕なんてあるのか。私は自分で思っているよりも繊細だった。ダメだもう。自立なんて遠いよ。私が一人だなんてわかっていたし覚悟もしていたし信用も信頼もしてはいけないと思っていて、でも揺らいで、近づいたり離れたり、もういやだったよ。感情なんかはいらなかったのに。好かれたかったよ。ごめんねって言いたかったよ。酷いことばかりしてごめんねって言いたかったよ。文章にしたって稚拙でもうどうしようもない、ダメなのかもしれないもう。おそらくは全人類が一人なんだよあなたも。なのにどうして孤独を愛せないんだろうってとてもおもしろいね。大人になってしまったのかなあ。大人にならないといけなかったのかなあって。ずっと思う。彼女は。私たちが。難しかったの?いらなかったの?めんどうだったの?そんなはずはないって思って、いるけどやっぱり、泣いていたから、もっと、包み込んであげられればよかったのかな、とかって。ダメだねえもう。感情がうまく規制できなくて。色々な穴からいろいろなものがどっと出ていて
。痛かったり染みたり。弱いなあ。みんなそうではないんだろうと思う。羨ましいなあとかって思ってしまうの。ごめんね。ぼやけた頭でひどい思考で。他人の苦しみを共有したいのに。もう立てないから。頭だけは冴えているよ。好きな人はたくさんいたのに。どちらから嫌いになったんだろうね。笑って良いよ。楽しいから、もう、全てを楽しいとする、ことにしました。無理だわ。うん。みんなありがとうと言う事だけ。素敵な人々に関われてとても幸せだった。みんなみんな愛している。めんどうだと思ったならもうさよならでいいから辛辣な言葉はいらないよ。ケロイドはもういらないんだ。それでも私は君と話したい。ありがとう。